ほくろとシミはどう違うのでしょうか?

シミもほくろも基本的には同じものです。メラニン色素が皮膚に沈着を起こしたものなのですが、基本的なメカニズムは同じでも両者の間にはいくつかの違いがあります。そしてその違いでスキンケアでの対策が有効になったり、効果が得られないといった差をもたらしています。

シミと同じようにほくろにも種類がある

シミとほくろ

シミにはいくつかの種類がありますが、ほくろにも種類があります。もっとも多いのが単純黒子、これは特定の場所にメラニン色素を作り出すメラノサイトがたくさん集まった状態で、その結果たくさんメラニン色素が生成されることからできると考えられています。

 

ふたつ目の色素細胞母斑はメラノサイトが集まっているだけでなく何層にも重なり合って増えた状態のことです。しかもメラノサイトが増える場所によって3つのタイプに別れ、表皮にできるか、真皮にできるかによって違いが出てきます。

 

もうひとつはシミと同じ老人性色素斑。老化とともに皮膚にシミが増えていくもので、紫外線のダメージに加えてターンオーバーの低下など体の衰えも深く関係しています。

 

ですからほくろには体質的にできやすいタイプと、生活環境、つまり後天的な事情でできやすいタイプに分けることも可能です。もともとメラノサイトが多い単純黒子や色素細胞母斑は体質的にできやすい一方、老人性色素斑は日々のケアで予防や改善も十分可能なのです。残念ながら単純黒子と色素細胞母斑によるほくろは美容外科などの治療を受けなければ完全になくすのは困難です。

ほくろとシミの違いはおもにメラニン色素が生成される環境

シミとほくろ

そのためほくろとシミの違いはおもにメラニン色素が生成される環境にあるといえるでしょう。シミの場合は紫外線など外部からの刺激でメラニン色素が増加するのが直接の原因ですから、紫外線を浴びる部分ならどこにでもできる可能性があります。一方ほくろは単純黒子と色素細胞母斑の場合はもともとメラノサイトが多いところにできることが多いのです。

 

こうしてみると日々の対策でできるのは老人性色素斑によるほくろとシミということになります。いずれにしろ紫外線のダメージをしっかり防ぐこと、ターンオーバーの維持を心がけてメラニン色素の排出を促すことが第一です。こうした基本的な対策を行っていかないと単純黒子と色素細胞母斑がますます濃くなってしまう恐れもありますから、ほくろであれシミであれ、日ごろからのケアがとても大事だといえます。

 

女性のシミの場合はホルモンバランスの乱れが原因と考えられている肝斑や、過剰なメイクなど肌への負担が原因でシミができてしまうケースもあるのでほくろとは切り離したシミ対策も併せて行っていく必要もありそうです。

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